奥村マタニティクリニック

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2021年6月 4日 22:14 | にこにこ応援団

赤ちゃんと睡眠

 日本の赤ちゃんは世界一睡眠不足というお話を聞きました。睡眠時間が一番長いニュージーランドと比べ約2時間も違うそうです。「赤ちゃんの夜泣きは仕方ない」「そのうち寝る」と言われることが多いですが睡眠は脳のおそうじ時間と言われ、様々なホルモンも体のリズムに従って分泌されます。夜にしっかりと眠ることは赤ちゃんの成長にとても大切です。(※新生児は授乳で2~3時間おきなど、夜に起きることは自然です)

 

 では、赤ちゃんがよく眠れるようにどんな工夫があるのかご紹介したいと思います。

 

生活リズム 体内時計を整える。

 朝はカーテンを開けて明るく、寝る1時間くらい前から部屋を薄暗くしましょう。生後23か月ごろから体内時計が整ってくるため起きる時間や寝る時間を一定にしましょう。

 

②寝る前のルーティン 寝る前、同じ時間に同じことをします。

 例えば、間接照明などで部屋を薄暗くしていく。風呂に入った後にスキンケア。授乳、絵本、歯磨き、お布団に入って子守唄などなど。毎日同じ行動をすることで徐々に眠る準備ができます。

 

③寝室の環境 室温は20℃前後(夏は2527℃

 部屋の明かりは、できれば真っ暗にして静かな環境にしましょう。ホワイトノイズ(砂嵐のような「ザ―」という音)があるほうが眠りやすい赤ちゃんもいます。

 

 赤ちゃんにとって眠りやすさは一人ひとり違います。まずは目の前の赤ちゃんをよく見てあげて、今回ご紹介したことをヒントに、パパやママがどうしたいのか考えてみていただければと思います。

 

 

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