当院の耳より情報をお届けします。
奥村理事長のつぶやきも必見!
赤ちゃんと睡眠
日本の赤ちゃんは世界一睡眠不足というお話を聞きました。
睡眠時間が一番長いニュージーランドと比べ約2時間も違うそうです。
「赤ちゃんの夜泣きは仕方ない」「そのうち寝る」と言われることが多いですが
睡眠は脳のおそうじ時間と言われ、様々なホルモンも体のリズムに従って分泌されます。
夜にしっかりと眠ることは赤ちゃんの成長にとても大切です。
(※新生児は授乳で2~3時間おきなど、夜に起きることは自然です)
では、赤ちゃんがよく眠れるように
どんな工夫があるのかご紹介したいと思います。
➀生活リズム
体内時計を整える。
朝はカーテンを開けて明るく、寝る1時間くらい前から部屋を薄暗くしましょう。
生後2~3か月ごろから体内時計が整ってくるため
起きる時間や寝る時間を一定にしましょう。
②寝る前のルーティン
寝る前、同じ時間に同じことをします。
例えば、
間接照明などで部屋を薄暗くしていく
風呂に入った後にスキンケア
授乳、絵本、歯磨き、お布団に入って子守唄…などなど
毎日同じ行動をすることで徐々に眠る準備ができます。
③寝室の環境
室温は20℃前後(夏は25~27℃)
部屋の明かりは、できれば真っ暗にして静かな環境にしましょう。
ホワイトノイズ(砂嵐のような「ザ―」という音)があるほうが
眠りやすい赤ちゃんもいます。
赤ちゃんにとって眠りやすさは一人ひとり違います。
まずは目の前の赤ちゃんをよく見てあげて、
今回ご紹介したことをヒントに、パパやママがどうしたいのか
考えてみていただければと思います。
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