当院の耳より情報をお届けします。
奥村理事長のつぶやきも必見!
夏バテを予防しよう!
今年は梅雨入りが例年より早く、
ジメジメと蒸し暑い日が長かったように思います。
そんな梅雨の季節も終わり、これから暑い夏がやってきます。
夏といえば、かき氷、そうめん、スイカなど、
この時期ならではの食べ物が沢山ありますね。
お外でバーベキューなんかも楽しみのひとつかと思います♪
今回は、美味しいものを食べて
暑い夏を楽しく乗り切るために
気を付けてほしい、夏バテ予防のポイントを
3つ紹介していきたいと思います。
<ポイント①>
毎日3食バランスよく食べる
食生活が乱れると、消化器官の働きも少しずつ乱れてきます。
暑くて食欲がない日でも1日3食、主食のごはん、
消化の良いたんぱく質(卵、肉、魚)、
ビタミン・ミネラル(野菜、果物、海藻など)を
少しずつでもバランスよく食べるようにしましょう。
1度にたくさん食べる必要はありません。
そうめんだけなど、1品だけで済ますのは控え、
付け合わせに揚げ茄子のお浸しや、
そうめんの具に錦糸卵やかにかま、千切りのきゅうりを
添えてみてはどうでしょうか?
大葉を入れるのもおすすめです。
<ポイント②>
疲労回復効果のある栄養素を取りいれる
暑い日はアイスや清涼飲料水などの
手軽で甘いものをついつい食べてしまいがちです。
これらの主成分は糖質で、糖質をエネルギーにするためには
ビタミンB1が必要です。
ビタミンが不足すると、食欲不振、疲労、だるさなどの症状が現れます。
このような症状を起こさないように、
ビタミンB1の多く含む食材を取り入れましょう。
さらに、ビタミンB1の吸収をよくする
『アリシン』を一緒に摂取するとより効果的です!
【疲労回復効果】
ビタミンB1:豚肉・ウナギ・レバー・かつお・ごま
・玄米・海苔・大豆など
アリシン:にんにく・たまねぎ・ねぎ・ニラなど
<ポイント③>
こまめな水分補給をしっかりと
熱中症や脱水症状を起こさないために、水分補給が大切です。
一度にごくごく飲むのではなく、喉が渇く前に
コップ1杯分の水分をこまめに飲むようにして下さい。
イオン飲料は糖分が多く喉が渇きやすくなるので、
普段の飲み物は水かお茶をおすすめします。
また、カフェインを含む飲み物や
アルコール類は利尿作用があるので水分補給には適しません。
夏バテの原因は胃腸の働きの低下、水分代謝不良、
自律神経の乱れなどから起きます。
毎日の食事内容を見直すとともに、
生活習慣を整え夏に負けない身体を作っていきましょう!