不妊治療に使用する薬剤の供給不足と今後の治療について
2024/02/02
現在、不妊治療に使用する薬剤が供給不足となり、全国の不妊クリニック、病院が多大なる影響を受けています。原因は、様々な事によるものと考えられますが、2022年4月からの不妊治療保険適用拡大による患者数の増加や、海外から日本への物流の変化、世界的なコロナ感染の混乱が未だに収束していない等が考えられます。
更に、今後この状況がいつ改善されるのか見通しも立っておりません。
以上の事から、今後の治療に関してご希望の治療法に沿えない事態が発生してくる場合もあるかとは思いますが、当院として現在供給されている薬剤にて最大限工夫をし、現状で最善の治療法を提案させて頂ければと考えております。
ご心配、ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご了承のほどよろしくお願いいたします。
奥村レディースクリニック 院長 向林学