不妊治療

その他の検査

腔分泌物検査

クラミジアや淋菌による子宮頸管炎の有無や膣内細菌叢の状態を確認しています。

 

子宮鏡検査

子宮内に細径のファイバースコープを挿入して子宮内腔の状態や卵管口の状態を確認する検査です。超音波検査で子宮筋腫や子宮内膜ポリープによる着床障害が疑われる場合や不妊治療のステップアップの際に実施しています。

 

抗精子抗体検査(保険適応外)

抗精子抗体とは、精子を外敵とみなしてしまい、精子の動きを妨げてしまう抗体のことです。
抗精子抗体は男性・女性どちらにも存在する可能性がありますが、女性が抗精子抗体を持っていた場合、子宮内に入ってきた精子の動きを止めてしまうため、妊娠が困難になってしまうと考えられています。
当院では不妊症に関連の強い精子不動化抗体検査を血液検査として実施しています。

 

抗ミュラー管ホルモン検査(保険適応外)

抗ミュラー管ホルモンは(AMH)は、発育途中にある卵胞から分泌されるホルモンで、
卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかを反映すると考えられています。
そのため、AMH測定は通常のホルモン採血では評価できない卵巣の予備能が評価できるため不妊症治療を計画的に進めていく指標として注目されています。

※抗ミュラー管ホルモン:Anti-Mullerian Hormone(AMH)

 

ERA(子宮内膜着床能検査、保険適応外)

子宮内膜の着床能の評価を目的として開発され、臨床効果が公表されている初の検査法です。具体的には、凍結融解胚盤胞移植する際、移植する当日の内膜が着床可能な状態にあるかどうかを、子宮内膜を採取し、遺伝子レベルで調べる検査です。

1.ERA検査の対象となる患者様
ERA検査は、形態的に問題がない胚を移植しているが着床に至っていない患者様を対象としています。

2.ERA検査をご利用いただくには?
詳細情報や患者様ご自身の症例の評価については、担当医にお尋ねください。
詳細は当院の医師、またはスタッフにお問い合わせください。